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故宮博物館本館の外観。
「台湾に行ったら故宮博物館には絶対行ったほうがいい」
という声を旅行前にあちこちから聞きました。
博物館とか歴史物とかにあまり興味のない私。
ですが、5泊もするのだから、そんなに言われる故宮に1日くらい費やそうと思っていました。
面白くても面白くなくても話のタネにはなるだろう、と。
行ってみれば興味が湧いてくるかもしれませんし。
一緒に行った友人たちは名所や観光地にはまるで興味なしでした。
行くなら独りで行ってね、と言われていました。
故宮博物館から私の台湾一人旅は始まりました。
本館1階の玄関前。ここまでタクシーで来れます。
故宮博物館はMRTの駅から歩いてすぐ、というようなところにはありません。
これが初めの関門でした。
選択肢が4つです。以下、ダラダラ書いてますが流し読みのほどを。。
●駅からタクシー
最寄りのMRT士林駅からタクシーで15分。
歩ける距離ではありません。
駅からタクシーに乗るのも勇気がいりました。
なぜなら、そのような観光地に行く客を狙った悪質なタクシーもいるという情報があったからです。
●路線バス
路線バスも通っているようでした。
しかし私はバスが苦手。
座れるかということがまず一点。(立って乗れないことはありませんが非常に不安定)
運賃の支払いの仕組みがわからないというのが二点目。
(先払いか後払いか?整理券は取るのか?運賃はいくらか?表示はあるのか?)
小銭を扱う作業がスムーズにできないというのが三点目です。
(MRTの項も読んでもらえればわかると思います)
二点目は他の人の様子を見ていればわかるでしょうが、三点目があるので臨機応変な対応がきかない、それにもし立って乗っていれば両手で手すりに掴まっているので、いざ降りるときになって作業を始めなければいけない、それはすごく焦る、小銭を落としそう・・・。
なので日本でも、よほど慣れたところしか路線バスには乗りません。
最後の手段として、日本なら運転手さんにお願いして小銭を取ってもらうことも考えられますが、言葉の通じない、初めての台湾でそんなこともできず。
それよりそもそも、どのバスに乗ればいいのかわかるか?ということがあります。
駅に行けば、おそらくわかりやすい案内が出ているとは想像しますが。
●現地ツアーに参加
台北市内観光の現地ツアーをホテルで尋ねたら、故宮博物館も組み込まれているものがやはりありました。それもホテル送迎。
しかし料金は900元(だったと思います)で故宮の滞在時間は3時間。
動きがスローモーな私に3時間はきっと消化不良・・・
●ホテルからタクシー
そして最後に出てきたのが、ホテルから直接タクシーで故宮博物館まで行ってしまうという選択肢です。
ホテルから呼んでもらうので、信頼できる運転手さんでしょう。
帰りも故宮の人に呼んでもらうことにしましょう。(ここらへんがアバウトで一抹の不安あり)
料金も300元ほどだということなので、これに決定!
朝、コンシェルジェのおじさんにお願いしてタクシーを呼んでもらいました。
おじさんの知り合いの運転手さんだったようです。
30分ほど乗って270元ほどで故宮博物館に着きました。
※もし次回故宮に行くなら最寄りの士林駅からタクシーまたはバスで行きますね。
タクシーの乗り方もだいたいわかったし、バスはシャトルバスかもしれませんし。
というのも、バスで来る人・帰る人がとても多かったんです。
本館の入口です。
故宮博物館のキャラクターでしょうか?
入ればすぐ目に飛び込んできます。
案内所です。日本語がわかる人は意外にもいなさそうでした。
実は帰りにお世話になったのです。
玄関とエントランスを結ぶエレベーターです。
これを上がっていけばいいのだなあと、なんとなくわかりました。
チケットを売っている窓口も見当たらなかったので。
やっぱり上にありました。入場券売り場です。
●障害者は無料
障害者と介護者1人は無料で入場できます。
実はこれ、入場券を買おうとして並んでいるときにふと見た横の柱に貼ってある紙を見て知りました。(確か日本語表記があったはずです)
しかし障害者手帳を携帯していなかったのでダメかなと思い、自分の番になると売り場の女性が中国語で何か言いながら入口を指して「向こう、向こう」みたいなジェスチャーをするのです。
「これは無料でいいんだな」と思い列を出ました。
もし張り紙を見ていなければ、状況がわからず困っていたでしょう。
よかったです。
(一般の入場料は160元。2008年1月現在)
車椅子の貸し出しもありました。
催し物の告知です。
フロア図です。3階まであって見ごたえがありそう。
エントランスから外のテラスに出られるようになっています。広いテラスです。
向こうに見えるのは第二展示館です。
いよいよ入口です。
私にはチケットの提示は求めませんでした。(求められたら困っていたでしょう)
会釈して通りました。
中にはいると写真撮影は禁止です。
中国王室が所有していた、古来の書物や芸術品、陶器などが本当にたくさん展示されています。
3階分合わせて部屋は30くらいあったでしょうか。
展示物の説明は中国語と英語です。時々日本語もあります。
有料のガイドさんも頼めるようで、ガイドを中心とした団体さんがたまにいました。
日本語のガイドもいました。(団体に混じって聞いてたりしてました)
解説放送も流れているようで、専用の受信機器とヘッドホンを借りて聞きながら見ている人もたくさんいました。
日本語の解説もあるようです。
エスカレーターはありませんがエレベーターや身障者用トイレがあり、休憩スペースもあるので、休みながら見ることができます。
私は最初は一つ一つ丁寧に見ていましたが、そのうち足が棒のようになっていることに気づきました。
各展示室の中央に大抵椅子がありまして、最後の方は部屋に入って椅子に座って周りを見渡して、はい終わり!のようなズボラな見方になっていました。
もし興味があって個々に丁寧に見ていくなら、1日あっても足りないでしょう。
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